夏真っ盛りですね。皆様お元気ですか。

 

私はしばらく体調を崩していました。心も体もボロボロでした。もう今は回復期なので大丈夫なのですが、とことん自分と向き合わされる日々でした。自分との対話はこれからも続きますが、大きな転換期であったことは確か。

 

今、このままでいいのかな、と漠然と不安を感じている方へ、又、これから先、もしそのように感じることがあったときに、何かのヒントになればと思い書き記そうと思います。

 

しんどい時って、誰にでもあると思うんです。心と体は繋がっているので、どちらかか、もしくは両方で「しんどい」というサインが出てくる。

 

それについて、病状という側面からではなく、意識の側面からのお話をさせていただきます。「しんどい」「嫌だ」「窮屈」「焦り」「不安」「悲しみ」「怒り」「寂しさ」色々ありますが、これらの負の感覚は、何のサインかというと、

 

 

「本来のあなたからズレた何か思い込みを持っている」

 

 

 

はい、私は本来の私からズレた思い込みに気付かず放置した結果、ズレた思考からくる行動をとり続け、気付かぬうち心と体に鞭を打ち、傷つけ、ボロ雑巾のようになったわけです(笑)

 

 

そう聞くと、負の感情は悪いもの、と思うかもしれませんが、そうではありません。負の感情は、むしろ、しっかり「なぜしんどいの?」「なぜそう思うの?」の自問自答を繰り返して、丁寧に寄り添ってあげといけないんです。なぜなら「負の感情もあなたの一部」だからです。負の感情は、あなたに気付いてほしいことを教えてくれる役割があります。

 

でも、負の感情は感じている渦中は本当に辛いです。思い出すだけで辛い時もありますよね。だから、感じたくない、見たくない、と感情に蓋をしたり、この感情を私に与えたあの人が悪い、環境が悪い、他人や環境など外側を非難し、外側が変われば自分は楽になれるという錯覚もよく起こります。

 

しかしそれでは、本質を見逃し、人を変え環境を変えても、未解決の課題としてまた問題浮上してきます。負の感情は無視すれば「気付いてよ!」と存在をアピールしてくるし、暴れだしたりもします。

 

 

なぜなら、あなたは、あなたの全てを受け容れてほしいと思っているからです。

 

 

自分で自分の全てを受け容れられないから、他人に求める。聞いてよ。分かってよ。もっとこっち見て。私を愛して。私を許して。こんな構図が生まれる。それでは、他人の言動によって左右され続ける。他人に求めることもできず居場所のない感覚に陥る場合もあるかもしれません。

 

 

他人に求めることは、あなたが、あなた自身にしてほしいことです。

 

 

もし誰かに分かってよ、と思ったら、あなたがあなたの心の声をちゃんと聴いて理解しようとしているか。もし誰かに後回しにされていて悲しいと感じたら、あなたが自分の事を後回しにしていないか、ご自身を点検してみてくださいね。

 

心当たりがあったら、丁寧に丁寧に、そう思ってたんだねとご自身に寄り添ってあげてくださいね。(ここでの約束は、そんな事思ったらダメ!そんな事思ってどうなるの?あなたのせいでしょ、など、絶対に自分責めをしないこと。自分を裁かないこと。私は何を思ってもいい、何を感じてもいい、ひたすら寄り添うに徹してくださいね)

 

 

大切なのは、「あなたがあなたの全てを受け容れる」ことです。到底受け入れられないと思っていることも、少しづつ、受け容れようとしてみる、からでいいです。好きな部分も、嫌いな部分も全部、認めて降参し赦す。自分は完ぺきではないということを。ダメな自分を責めてきたことも。他人を責めたことがあったことも。それでも、あなたは絶対にあなた自身の味方であり続けることを約束してください。

 

 

 

「あなたの意識(思い込み)があなたの現実を創る」

 

 

一人一人、生まれ育った環境、経験、才能や興味関心も違うので、誰一人として同じ人はいません。みんな、それぞれの違うフィルター(自分オリジナルの見え方メガネ)を通して、この現実を見て生きています。

 

同じ場所にいても、Aさんのフィルターを通して見て感じている世界と、Bさんのフィルターを通して見て感じている世界とでは違います。家族であっても違います。

同じ人と会っていても、同じ物を見ても、見て感じている世界は違います。

 

この「違い」に、良い悪い、優劣などジャッジ(裁き)をすることに意味がありません。むしろ、それをやっていることに気が付いたら、一つずつ、気付いた度にやめていきましょう。それが自分と相手を苦しませる原因にもなるからです。(誰かにジャッジされて嫌な思いをしている人は、自分もどこかで誰かをジャッジしていないか思い返してみてください。嫌な相手は、実は自分の内側に気付かせてくれる人です。)

 

このあなた独自のフィルターに詰まった情報というのが、今のあなたの世界を創っているということになります。

 

 

なんと、このフィルターは取り換え、他の見たい世界を見ることができるというと驚くでしょうか。あなたの世界は、あなたが創る。それには、あなたの意識の中でも、潜在意識という無意識層で転換点を迎えることです。言い換えると、思い込みが外れると、意識の転換が起こり、現実は変わるということです。

 

 

問題と思っていたことが気にならなくなったり、環境が変わる出来事が起こったり、他人が別人のようになることさえ起こったりします。(あくまでも、他人は変えられないということは大前提で、向き合うのは自分自身のみです)

 

気分の悪い現実から、気分の良い現実に、時間をじっくり時間を経たことで違う捉え方ができるようになってきたら楽になった、という経験もあるかと思います。要するに鍵は、あなたの「意識」「捉え方」だということです。どんな思い込み、どんなフィルターで目の前の現実を見て生きているのか。

 

同じ負のパターンはもうウンザリ!!何年もかけて自然と自分の意識が変わっていくのをひたすら待つなんてもう無理、という人は、まず、決めてください。「絶対に私は変わる、変えられる」と。

 

潜在意識(無意識層)で、今あなたを苦しめる不要な思い込みは何かを見つけ、手放す(やめる、新たな思い込みに書き換える)作業で、フィルターが変わり、見える世界がシフトします。

 

~あなたを苦しめる不要な思い込み持っているかチェックリスト~

 

あなたの中に

□母とは妻とはこうあるべきという理想や型があり、その通りの自分でいたい

□夫とは父とはこうあるべきという理想や型があり、その通りの夫でないと嫌だしダメ

□子供とはこういうものという理想や型があり、その通りの子供でないと不安心配ダメなんかな

□家族とはこういう形であるべきという理想や型があり、その通りでないと嫌だ

□良い妻、良い母、子育てがキチンと出来る人と思われたい

□これくらいやってくれて当然と思っていることがある

□家族であれ、人の心配ばかりしている

□不安だから○○しておこうが多い

□○○しなければいけないと思ってやっている事がある(やりたいではない)

□○○できないと嫌われる愛されないと思っている

□○○を頑張らないと見下される残念がられると思っている

□○○してもらえることが愛されているという証だ

□意地や執着になっているもの(人)がある

□本音が言えない、本音で話すのはめんどくさい

□人の目、他人にどう思われるのかが気になる

□自分や家族のことで恥ずかしいと思っていることがある

□あの人は残念な人だ、可哀そうな人だと、良く考えたら下に見ている人が居る

□自分は残念な人だ、可哀そうな人だと、悲劇のヒロインの座に居る

 

 

どうでしたか?これはほんの一例です。ちなみに、私は全部当てはまってきた人です(笑)

 

一つずつ、気付いては変え、それまでの自分の枠を外す繰り返しをして、数年前とは全く違う自分になっています。まだまだ勉強中で、これからも気づきの連続になりますが、おかげ様で、本音で生き、やりたい事をさせていただき、心から感謝と感動が溢れてくる人生になっているなんて、以前は想像もつきませんでした。

 

以前は自分と自分の人生が大嫌いでした。つんだ、リセットしたい、そう思って生きている時もありました。だけど今、色々学び経験できている自分と、この人生をとっても気に入っているし、大好きです。

 

あなたは、どんな親子関係にしたいですか。どんな夫婦関係にしたいですか。あなたは何をしたいですか。どんな人生を送りたいですか。それらを通して、どんな感情を味わいたいですか。

 

紙に書き出してみてください。何個でもOK、途中変更も全然あり。

 

そして、周りに、すでにそれをやっている人が居たら、ぜひ会いに行ってください。会うのは難しくてもYouTubeをしている人や本を出している人なら、その人の考え方が分かるものをいっぱい見てください。その人の意識や捉え方は、それをやっていない人とは違うはずなので、なるほど!と思える気付きをもたらしてくれると思います。良いな、と感じたことは、どんどん取り入れていってみてください。そうしてるうちに、きっと、違う景色が見えてくると思います。

 

まずは何から始めたらいいかな、もっと深く知りたいなどありましたら、是非うなてサロンもご利用くださいね。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

あなたと、あなたの大切な人の、心と体の健康を、今日も願っています。

 

はっとり ゆい